相続問題進展計算書
三家に提案書を送り、姉からと伯母家からはすぐ連絡が来ました。
姉からは分かり易かったと。
そして伯母家からはメールの後、叔父さんの遺品関係一式が送られてきました。
通帳、印鑑、保険証券、等々。
あと具体的な内容と掛かった費用の明細が書かれた手紙。
一番知りたかった「相続放棄」の書類のコピー。
「相続放棄」は正式な裁判所の通知でした。
「相続放棄申述受理通知書」です。
実子様(正式には従姉妹ですが、一度もお会いしたことはありません)の内心は分かりかねますが、仕方のないことと思います。
送られた書類から計算書を作ろうと思い、その作成に取り掛かりました
この頃自分の会社の経理を勉強中でしたので、貸借対照表的に作ってみました。
支出の部(掛かった費用)と収入の部(遺産)を対比し、その差分を三家で案分し、その後各家の支出の部と収入の部の表を作り、最終的な負担額が分かるように数式を組み込みながら作りました。
数式を入れたのは、金額が未確定のものがあるので、その値を変えることで自動的に計算が変わるようにしました。
この辺は得意中の得意ですので、あっという間に出来上がりました。
伯父家から送られた請求書だけを見ると約30万ほどでしたが、銀行残高や保険金を受け取れると最終的に案分すると8万ほどになりました。
チョット一安心です。
さすがに30万をすぐに用立てることはなかなか厳しいし、感情的にも納得いきません。
8万なら母も弟のことですので納得いくでしょう。
但し問題は銀行口座からの引き出しと保険金です。
それが入らないと論外です。
故人の銀行口座を解約するのは、普通に大変です。
ましてや兄弟姉妹はもっと大変です。
故人の出生から死亡までの戸籍謄本と住民票の除票の入手。
相続人の戸籍謄本の入手。
「遺産分割協議書」、「法定相続関係一覧図」等々の作成など。
一般の方々では結構大変です。
行政書士なら比較的容易にできます。・・・当たり前です。それが仕事なのだから!
そこで計算書の空いたところに提案を書きました。
私にさせてくださいと!・・・但し開業してからと
前と同じように3部作成し、各家に送付しました。
反応はどうでしょう。