記述対策

行政書士試験において記述をどう対策するかは悩まれているところだと思います。

60点/300点。

配点が大きいといえば大きいし、解答が明確でないので点数に裁量が起きやすい。

記述抜きで点数を確保すればいいとの意見もよく見かけます。

割合的には75%ですので、不可能な数字ではありません。

司法試験や司法書士を目指されていて、その通過点として受験される方には可能でしょう。

でも私にはそこまでの自信はありません。

実際、合格体験記に点数を開示されている方の点数を見ると記述抜きで合格されている方は記述もそこそこ取れております。

逆に記述で滑り込まれている方も多いです。(2回目の私もそうでした)

ですので私は残り二か月をそれ中心にしました。

岡野先生の無料ゼミではできませんので、ここは参考書を買いました。

合格革命シリーズの記述対策です。

「合格革命 行政書士 40字記述式・多肢選択式問題集」

これを元に升目付きのノートを買い、実際に書いていきました。

PCで入力すると自動的に文字が変換されるので、漢字をすっかり忘れています。

止め、はねをしっかり確認しながら、丁寧な字で書く練習をしました。

字に自信がなく、ワープロ初期から使っておりました。

漢字は読めるけど書けない。

本当です。

練習あるのみ。

また、字を書くのは疲れます。

これも対策です。

問題集のほかには、解説を40字程度にまとめる練習もしました。

もちろん、~と呼ばれ、~により、~である。という風に

近年はこの形式ではなくなってきておりますが、

必要な単語を正確に端的にまとめる練習です。

この練習を二ヵ月続けましたので、1回目の試験は

3問ともまあまあ記述することができました。

結果は悲惨でしたが!

内容はあっているけど、正確性の問題がありました。

たとえば、「不作為の違法確認訴訟」を違法か不法か迷い、

結果「不作為の確認訴訟」としてしまいました。

最終的には配点は公開されませんが、相当減点されたと思います。

予想では厳しく採点すると44点、甘く採点すると48点。

で、結果は20点!!

平成30年度は記述の採点が非常に厳しかった年でした。

逆に令和元年度は反対に甘く、予想16点か18点が22点。

1問しか完答してないし、それも完ぺきではなかったので、

ほぼ不合格とあきらめたぐらいです。

令和元年の基準なら平成30年に一発で合格できていたのにと思います。

採点者の裁量なのかどうかは分かりません。

ただ、記述以外の点数が全くダメでしたので、多少記述が書けていても、合格はさせないという意思を感じました。

逆に記述以外がそこそこ取れていると記述の採点が甘くなるのかもしれません。

ですから、記述も大事です。

充分に対策を取りましょう。

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