電子申請挑戦

税務署関連の申請は、会計事務所の友人がすべて電子申請で行ってくれるとのことでしたので、ひとまず終了。

残りの社会保険関係の申請を準備。

書類自体は複雑ではないのですが、健康保険・厚生年金新規適用届は年金事務所、労災保険は労働基準監督署、雇用保険はハローワークといったところです。

電子申請はネットではハードルが高いとのことで、郵送か窓口持参を考えました。

しかし、何事も経験することが今回の目的の一つでしたので、電子申請に挑戦しました。

第一段階....挫折!

電子申請(e-Gov)のHPに入り、説明書を参考に進めるが、なかなか前に進みません。

ネットで情報を集めますが、具体的な解決方法は解読できません。

2時間ほど格闘しましたが、投げ出したくなりました。

ITスキルには自信がある方だと自負しておりましたが、なかなか手ごわい!

e-Govのヘルプをループするばかりで、何のためのヘルプか全くわかりません。

十人中九人いや、百人中九九人は投げ出すかも?

ある一定の知識か専門家立会いの下でやっとかな!

が、正直な感想です。

頭のいい方が、頭のいい方向けに作ったのかなぁ。

一応トライさせて、やっぱりできないから専門家に頼もう、と思わせるためなのではないかと勘繰りたくなるようなシステムでした。

以前の電子定款では、ネットの手順通りやった時も、エラーメッセージが出てきましたが、今回はエラーメッセージが出てこないので、キーワード検索することができません。

システム構築の基本、エラーに対してはエラーメッセージを返すができておりません。

後で解決した時の為に現在の状況を書き留めます。

パーソナライズ作成は簡単。e-Gov電子申請アプリケーションのインストール終了。

パーソナライズログイン、e-Gov電子申請アプリケーション起動。

e-Govホームから申請・届出を選び、電子申請メニューから申請を選び、キーワード入力で目的の手続名を検索し、見つける。

手続を取り敢えず、申請ボタンを押すが、そこから最初に戻り、e-Gov電子申請アプリケーション起動のページへ。

その繰り返しでヘトヘト。

明日再開の為にこの手続きをパーソナライズ登録。

今度はうまくいきました。昨日と何が違うかわかりませんが、今度はパーソナライズで登録ボタンが出てきました。

調子に乗り、もう一つの手続を検索して、登録。

やっとできたと思い、再度パーソナライズログインし、手続名をクリックすると落ちる。

_| ̄|○

今日はあきらめました。

第二段階…やっと出来ました。

冷静になり、何かが不足しているのではと検証

電子証明書?

e-Govホームを再度読み直し、マイナンバーカードをICカードリーダライタに取り付けているだけでは電子証明書を取得したことにはなっていないのではと。

電子証明書をクライアントPCにインストールする必要があるのではと思い、地方公共団体情報システム機構のホームをじっくり読み込む。

解りました。

マイナンバーカードから電子証明書を取込み、その証明書をPCにインストールすればいいのでは!

詳しくは余りにもページを割きますので省略します。

PCに無事に証明書をインストして、e-Gov立ち上げ、手続名を検索して申請ボタンを押す。

今までと何かが違う!

うまくいきました。

やりました!

これで電子申請が自分で出来ます。

ここまでの道のりは大変です。

e-Govが個人のマイナンバーカードで出来るようになったのが2017年。

それまでは法人の担当者が会社の電子証明書を使って行ってきたので、個人のマイナンバーカードでの利用はそこまで想定されていないヘルプになっています。

e-Govを利用したことがある部署の人に聞いてみると、「社長(代表者)のマイナンバーカードを貸してもらえたら、それで出来るけど。それって有り得ないので、法人で取ったよ。」

ということで、自分で電子申請をすることは確かにハードルが高いです。

情報システム20年の経験者でも自己解決は難しいかとあらためて思いました。

ネットに詳しく記載されていないはずです。

解りやすく図式で説明したら、20ページぐらいになりそうです。

知っている人でしたら、30分でできるけど!

パーソナライズが落ちるのは、解決できません。

多分これは、Windowsとブラウザの問題ですので、そのうちパッチが来るでしょう。

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