行政書士を目指したきっかけ
父の死、それに伴う幼馴染との再会。
それが、自分が行政書士を目指すようになったきっかけです。
86歳とはいえ、元気にしていた父が大動脈瘤破裂により突然亡くなりました。
県庁職員でしたので、特に大きな財産等はなく、相続税が発生することはないとしばらく放置しておりました。
そのころは相続に関して全く無知でした。
慌てて購入した本から 多少 情報を仕入れるぐらいでした。
百日法要を終え、そろそろ相続のことを姉と相談することにしました。
ネットで検索し、行政書士や司法書士、税理士様のHPを探し回りました。
結構お金が掛かることとどの人に頼んだらいいのか皆目見当がつきませんでした。
そんな中、ふと5~6年前、そのころはやっていた「指とま」で、卒業してはいないけど一番長くいた小学校の同級生と連絡が取れるようになり、その懐かしさのついでにそのころの友達の名前をネット検索し、ある友人の名前を発見しました。
いいやま司法書士事務所。
まさかあいつが司法書士?
詳しく検索し、名前も分かったのですが同姓同名の可能性もあります。
その時は司法書士事務所に頼むような用事はなかったので、そのまま放置していたことを思い出しました。
どうせ頼むなら知り合いがいいかなと、そこに電話をしてみるとこにしました。
いきなり電話をすることに多少の躊躇いがあったのと、住所を見ると長男が 受験 する大学のすぐ近くなので2月後半、受験で鹿児島に帰省した際に訪問してみようと考えました。
長男を大学正門まで送り、あまり早い時間は電話をかけづらいと思い、子供の住む予定のマンションの見学、仮予約等を済ませ、住所を頼りにそこの前まで行って確認。
自宅兼事務所のような建物でしたので、在宅を確認(車があった)。
ひらがなではなく漢字を確認したかったのですが、事務所名しかありませんでした。
「同姓同名かも?」
「覚えているかな?」
意を決し電話。
「もしもし、私はやまもとけいきと申しますが、そちらは○○小学校出身の○○ひとしさんですか?」
「けいき?けいきやろ」
「覚えていますか」
「もちろん、急にどうしたの?」
覚えていてくれました。
けいき感激!(古いネタですみません)
事情を話し、自宅の前にいると伝えると早速出てきてくれました。
懐かしい顔?いやすっかり変わっていました。
何といっても46年ぶりの再会です。
面影ほぼなし!(自分もですが)
町ですれ違ってもわかりません。
子供のころは色白の美少年でスポーツ万能のすらっとした体形はどこへ。
兄貴も知っているのですが、そちらのイメージ。
その辺はここまでにして、早速本題。
相続の話。
実に親切に丁寧に教えてくれました。
選択肢も二通り教授いただき、姉と相談して連絡することにしました。
「また連絡するね」
子供を迎え、実家に帰宅後、母親と姉に報告。
二人とも彼のことはよく覚えておりました。
長くなるので詳しくは書けませんが、幼馴染の中でも親友的存在。
彼を信頼し、相続の相談を進めることにしました。
自分は八女に帰らなければいけなかったので、後日実家に来てもらうことに。
母親と姉に詳しく説明してくれました。
ついでに身の上話を少々。
宅建、行政書士、司法書士を資格として持っているけど、司法書士として事務所を立ち上げていることなど。
その時です。
何か自分の中で、むくむくと沸き立つものが。
よし!自分も行政書士、司法書士を目指そう!
これがきっかけで、長くもあり短くもあった、受験勉強が始まりました。
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